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仕事でつかえる心理学 ~その47~ 負の連鎖に陥らないために(アンダーマイニング効果に注意)

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ジョヒル

皆さんこんにちは!
アスパーク塾ライターのジョヒルです!
今回も『仕事でつかえる心理学』というテーマで話していきます!
第47回は“負の連鎖に陥らないために(アンダーマイニング効果に注意)”です。

目次

アンダーマイニング効果とは

アンダーマイニング効果とは、やる気・興味・好奇心によって行動した結果、報酬を得られることで行動の目的が“報酬(特に金品)を得る”になり、やる気・興味・好奇心に影響を及ぼすというものです。

特に金品・社会的地位の低下が大きな負の連鎖につながります。

行動をするには“動機付け”が必要です。

動機付けには、「外発的動機付け」「内発的動機付け」の2種類があります。

1.外発的動機付け

外部からの評価を得るために、行動に動機付けすることを外発的動機付けと言います。

外発的動機付けの代表例は下記の3つです。

  1. 報酬を得る 要注意:期待値に満たない事で低下(金銭・表彰など)
  2. 社会的立場の向上 要注意:格下げ・左遷などで低下(達成率によるグループ分け・地位・役職など)
  3. 言葉による称賛(褒める・尊敬される)

2.内発的動機付け

行動自体から得られる満足感・快感が動機を与えることを、内発的動機付けといいます。

内発的動機付けの代表例は下記の3つです。

  1. 興味・好奇心(自分の中から出てくる興味・好奇心をもって行動)
  2. 向上心(スキルアップした自分を想像して行動)
  3. 趣味(楽しくいつまでも行動し続けることができる)

アンダーマイニング効果の影響

アンダーマイニング効果は

  • やる気やモチベーションが低下
  • 個人主義によるコミュニケーションの低下
  • 生産性の低下
  • 離職率が高くなる

など、場合によっては様々なマイナスの影響があります。

これらは、個人のみならず企業にとっても大きな影響です。

負の連鎖を起こさないためには、毎日の仕事の中に金銭以外の動機付けが必要になります。

では、これらを防ぐにはどうすればいいのでしょうか。

アンダーマイニング効果対抗策

自発的に行動できるように達成目標を段階的にし、順番にステップアップし小さな達成感を積み重ねることは有効な手段です。

やる気が出ない場合には下記の記事を参考にしてみてください。

また、自分のスキルアップを重視し、人と比べないことも大切です。

ポジティブに競争するなら問題はありませんが、待遇面での比較などはマイナスなイメージにつながってしまうことが多いので避けましょう。

加えて、相手に対して褒めることで自分も評価(言葉)を得るようにしてみてください。

周りからの褒め言葉は良い影響を与えてくれます。

まずは自分から相手のことを褒めましょう。

そうすれば返報性の原理で自分にも返ってくるようになります。

自分がアンダーマイニング効果にならない心がけをしていきましょう!

ジョヒル

内発的動機付けが外発的動機付けに変わってしまいやる気がそがれてしまうことを「アンダーマイニング効果」と呼びます。
アンダーマイニング効果に陥らないために、内発的動機を大切に、自発的に行動できるように心がけましょう!

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この記事を書いた人

皆様、初めまして!
アスパーク塾、ライターの”ジョヒル”と申します。
12年間通信工事業界で修業した後、起業し10年間社会の荒波を乗り越えてきました。
しかし、荒波は容赦ないため借金のないうちに転職しようと2016年にアスパークへ入社しました。
現在は、機械設計部署でCAD製図を担当しています。
起業した当初に騙されたり、いいように扱われた経験から”心理学を勉強しよう”と思い立ち、これまで独学で勉強しながら、契約や商談の場で心理学を活かして乗越えてきました。
アスパーク塾では、私が実際に心理学を勉強しながら培ってきた経験をもとに皆様にわかりやすく、日々の生活に生かせるような記事をお届けいたします。
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”パブロフの犬”(条件反射の比喩)になり、喜び今後の励みになります。
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