皆さん、こんにちは!
アスパーク塾ライターの塾長です!
第27回は『因数分解で仕事効率アップ』というテーマでお話しさせていただきます!
因数分解と仕事の関係
皆さんも学生のころに因数分解を学んだかと思います。
仕事に因数分解!?と思うでしょうが、実は因数分解で仕事効率を上げることができるんです!
そもそも因数分解とは、よくわからない式を解が分かる形に分解することを指します。
例えば
X2-3X+2=(X-1)(X-2)
という式では、左側のXが何かよく分からない式が、右側では“Xは1と2になる”と一目で分かりますよね?
今回はこの“解”を仕事に必要なプロセスとして考えてみましょう。
因数分解でやることを明確化
仕事では“抽象度の高いこと”に取り組むことが往々にしてあります。
例えば「売上アップの方法を考える」「売れる車を作る」「後輩を育てる」などなど。
これらの“漠然と達成したいこと”は因数分解でいう“よく分からない式”と同じです。
抽象度の高いことは、そのままの状態では何から手をつけていいか分かりません。
そのため、あれこれと悩むうちに「考えるのも面倒くさい」となりがち…。
なのでまずは、考え付く限りの“プロセス分解”をしてみましょう。
“達成したいこと=プロセスA×プロセスB×プロセスC…etc.”のように達成に必要なプロセスを書き出してみて下さい!
因数分解でやることを明確化
思いつく限りのプロセスを書き出した後は、『分解したプロセスを取捨選択』しましょう。
「やるべきor必要ない」「自分でできるorできない」「時間がかかるorすぐできる」などの分類分けを行い、実現可能なプロセスを選んでください。
そしてそれぞれに優先順位をつけてプロセスに取り掛かる。
繰り返し実践することで“やるべきプロセス”“身に着けるべきプロセス”が明確になり、仕事の効率アップにつながりますよ!
因数分解を使うメリット
因数分解を使うメリットは2つあります。
まず一つ目は『改善点を見つけやすい』ことです。
プロセスごとの良かった点や、悪かった点が見えるため、その原因を明らかにすることができます。
そのため次に活かすことが可能です。
そして二つ目は『再現性を得やすい』ことです。
プロセスがないと“なんとなく”になってしまい、なぜできたのか、どこが良かったの分からなくなります。
ですがプロセスを考えていることで、うまくいった理由も明らかにでき、自己成長することができます。
このように因数分解をつかうことは、効率アップだけではなく質アップにも繋がるのです!
今回は皆さん学んだであろう因数分解の仕事への活かし方をお伝えしました。
抽象的な目標もプロセスをはっきりさせることで、実現しやすくなり、またその後にも繋がるようになります。
ぜひ今回お伝えしたことを自身の業務で活用してみて下さい!