アスパークのみなさん、こんにちは!
今月から記念すべきコラム欄のフロンティア・ライターを担当させていただくことになりました、IT事業部@横浜オフィスのヒークンです。
忘れもしない2年前の2月初旬、横浜港に寄港したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」から始まった新型コロナウィルス感染の猛威に今も私たちは翻弄され続けています。
そんな辛い日々の中、少しでも温かい話題、ホッとするような時間をみなさんと共有していきたい。
そんな想いからこのコラムをスタートさせていただくことになりました。どうぞ、よろしくお願いします!!
ひたむきな仕事人 大泉洋さんの紅白司会にブラボー!
1962年の放送開始以来、最低の視聴率34.3%という数字が話題となった、“カラフル”をテーマにした昨年大晦日の「第72回NHK紅白歌合戦」。
当日の総合司会の一人として、中心的な役割を務めた大泉洋さんの四時間半の奮闘ぶりを密着取材した『SONGS大泉洋 紅白密着SP』。みなさん、ご覧になりましたか?
ヒークンは、北海道時代からの盟友、戸次重幸さんとの肩肘張らないフレンドリーなトークから引き込まれていき、彼のひょうきんさや場の空気を笑いで和らげる巧みな話術は、実は彼の持つ真面目なひたむきさの一面でしかないことが、この密着取材から垣間見えた気がしました。
秒単位の進行スケジュールの中、ふつうなら自分の司会進行のことを考えるだけで精一杯になるところ、大泉さんは初めて司会を務める川口春奈さんのことを気遣い、「曲紹介のカンペが真っ白でも、スタッフさんのOKサインが出たら、迷わず曲紹介にいっていいからね!」と声をかけ、自分の台本に目を通す時間を削っても、初司会に緊張する彼女をさり気なくサポートするシーン。
昨年の東京オリンピック開会式でも会場を沸かせた劇団ひとりさんのミキシングルームでの悪ふざけから、マツケンサンバがスタートする目玉演出の際には、あらかじめ決められていた立ち位置より前に踏みだして、吹き出すスモークに自分から当たりに行くシーン。
アドリブを入れたことで進行時間がオーバーしたら、どのセリフをカットして帳尻を合わせていくかを 進行中の張りつめた現場でスタッフと即断していくシーンなど。
華やかな舞台裏で、より良い笑いを視聴者に届けようとする彼のひたむきさに心を打たれました。
「今年もあいつは好き勝手にやっている」と視聴者に思われるのがいちばん大事だと話す大泉さんの「器」から学ぶことが多い。そんな気づきの機会になりました。
結び
♪♪今月のヒークンお薦め・癒しの一枚(^^♪
「トリオ64」ビル・エヴァンス・トリオ
最初の東京オリンピック開催年にリリースされたビル・エバンスのピアノ・トリオ作品。
唯一の共演となったゲイリー・ピーコックのベースが弾む「サンタクロースが街にやってきた!」など、幸せな気持ちにさせてくれる秀作です。