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仕事でつかえる心理学 ~その19~ ストレス対処行動(コーピング)

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ジョヒル

皆さんこんにちは!
アスパーク塾ライターのジョヒルです!
今回も『仕事でつかえる心理学』というテーマで話していきます!
第19回は“ストレス対処行動(コーピング)”です。

目次

ストレッサーとコーピング

皆さんは『ストレッサー』という言葉をご存じですか?

ストレッサーとはストレスの原因のことを指し、日頃の生活の中で様々な場面とタイミングで出てきます

ストレスの対処には様々な方法があり、これを『コーピング』と言います。

コーピングにもストレッサーと同様に色々な種類があり、ストレッサーごとに適切なものをタイミングよく選択することが必要です。

今回はこのコーピングについてお話しします。

心理社会的ストレッサー

コーピングについて解説する前にストレッサーの種類についてお話しします。

皆さんに身近なストレッサーは心理社会的ストレッサーです。

これは大きく分けて3種類ありますので、これらについて見ていきましょう。

まず一つ目は「自分の立場・役割」が原因となるものです。

主に職場や家庭の立場、自分のスキルに見合わないことなど自身のおかれている状況によるものがこれにあたります。

例えば無理な要求や、能力以上、または以下の仕事などを与えられることなどが原因のストレスが挙げられます。

二つ目は「人間関係」が原因となるものです。

上司や同僚、部下、友人、家族などの身の回りの人間関係によるストレスも心理社会的ストレッサーに分類されます。

三つ目は「周りからの評価」が原因となるものです。

例えば給与や、与えられている役職などの評価から受けるストレスなどが挙げられます。

ストレス対処行動(コーピング)1

問題焦点型コーピングとは、ストレッサーを直接対処、解決する方法です。

例えば

  • 何か問題を起こしたときに、早く謝罪する
  • プロジェクトに必要な予算を獲得するため、プレゼンテーションをする
  • 自分一人で解決できない場合は周り(上司・同僚・人事部・友人など)に協力を求める

などが挙げられます。

ストレス対処行動(コーピング)2

情動焦点型コーピングとは、ストレッサーに対する考え方、捉え方を変える方法です。

例えば

  • 困難な仕事でも、成長できるチャンスだと考える
  • 今を乗り切れば、その後同じ困難にあっても楽に乗り切れると考える

などが挙げられます。

この方法では前向きに考えたり、辛いのは今だけと捉え方を変えることが必要です。

また第三者に相談し、見方や捉え方を変えることも有効とされています。

ストレス対処行動(コーピング)3

気分転換(発散)型コーピングとは、ストレッサーをそのままに休日に気分を上げる方法です。

例えば

  • 趣味に時間をかけ、考えないようにする
  • 気の知れた仲間と遊びに行く、会話をする
  • リラクゼーション
  • 暴飲・暴食(おすすめしません)

などが挙げられます。

ストレスへの対処として、時に逃げること、助けてもらうことも必要ですよ!

ジョヒル

今回はストレスの対処法についてお話ししました。
ストレスへの対処は何が弦で受けたストレスかによって変わってきます。
ぜひ今回ご紹介した内容を実践して、気持ちをリセットしてみて下さい!

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この記事を書いた人

皆様、初めまして!
アスパーク塾、ライターの”ジョヒル”と申します。
12年間通信工事業界で修業した後、起業し10年間社会の荒波を乗り越えてきました。
しかし、荒波は容赦ないため借金のないうちに転職しようと2016年にアスパークへ入社しました。
現在は、機械設計部署でCAD製図を担当しています。
起業した当初に騙されたり、いいように扱われた経験から”心理学を勉強しよう”と思い立ち、これまで独学で勉強しながら、契約や商談の場で心理学を活かして乗越えてきました。
アスパーク塾では、私が実際に心理学を勉強しながら培ってきた経験をもとに皆様にわかりやすく、日々の生活に生かせるような記事をお届けいたします。
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”パブロフの犬”(条件反射の比喩)になり、喜び今後の励みになります。
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