
ホウ・レン・ソウとは?
ホウ・レン・ソウとは報告・連絡・相談のことです。
- 報告
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担当している仕事が完了したことや、仕事の進み具合を伝えることです。
ミスをしてしまった場合も必ず報告を行うようにしましょう。
- 連絡
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上司を含めて、業務に関連する人と情報を共有し、仕事を滞りなく進めます。
遅刻や欠勤の際の連絡も忘れないようにしましょう。
- 相談
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業務上に不明点や疑問が生じて、判断に迷うとき一人で勝手に結論を出さず、
上司や先輩にアドバイスを仰ぐことです。
これらは社会人としての基本です。
もし聞いたことがなかったという場合はこの機会にしっかりと頭に入れておきましょう!

「ホウ・レン・ソウ」に共通するコツ
次はホウ・レン・ソウのコツをご紹介します。
コツは4つあります。
まず1つ目は”要点を整理すること”です。
何を伝えたいのかを明確にし、簡潔にまとめましょう。
何を伝えたいかわからないをホウ・レン・ソウをする意味がなくなってしまいます。
そして2つ目は”事実と推測を区別すること”です。
情報をきちんと整理して、個人的な意見と混ぜないようにしましょう。
意見が混ざることにより、事実との差が生じるかもしれません。
3つ目は”あいまいな表現をしないこと”です。
具体的な数値のあるものは、その値をはっきり伝えましょう。
数値があいまいだと、相手が正しい判断をできなくなってしまいます。
最後の4つ目は”勝手な判断をしないこと”です。
これは伝えなくていいなど、個人で勝手な判断を下さないようにしましょう。
自己判断は誤った対応につながりかねません。
これらのコツを、実際にホウ・レン・ソウを行う際に意識してみて下さい!

悪い報告ほど早く・正確に・正直に
悪い報告って言いだしづらいですよね…。
何か失敗してしまったときにそれをごまかそうとしていませんか??
叱られるのが嫌だとしても、報告を後回しにしていると問題が大きくなりかねません。
悪い報告ほど、早い対処を行うことが大切なので、ミスやトラブルが発生した際には”早く、正確に、正直に”報告することを心掛けましょう。
問題は時間がたつにつれて、対応策が減少していく傾向にあります。
なので対応策の多い初期状態の内に問題を片付けられるよう、すぐ報告しましょう!

日ごろから情報交換の習慣をつけよう
仕事に精通するまでは、その情報をどこまで知らせるべきなのか、判断が難しいです。
また、自分にとって些細な情報が、相手にとって重要な情報である場合もあります。
迷ったときには上司に相談することはもちろんですが、日頃から周囲との情報交換を積極的に行いましょう。
どの情報を誰に伝えるのか、「アンテナ」を高く張っておくことが重要です。
また、相談の際には「わかりません」や「どうしたらいいですか」と丸投げするのではなく、「自分はこう考えていますがいかがですか」という相談をしましょう。
