アスパーク塾開講!! アスパークのエンジニアが週2日更新中!!

今さら聞けない…“年末調整”のしくみ

  • URLをコピーしました!
塾長

皆さん、こんにちは!
アスパーク塾ライターの塾長です!
今回は『今さら聞けない…“年末調整”のしくみ』というテーマでお話しさせていただきます!

目次

ちょっと税の勉強

年末調整の話をする前にちょっと税の勉強をしてみましょう。

税申告とは本来、自分でやるものです。

ですが国民一人一人が申告していたら税務署がパンクしてしまいます…。

そこで実際には会社があなたの代わりに申告を行っているのです。

毎月の給与から税金が天引きされているのはこれが理由。

サラリーマンの税は個人の所得に対してかかる所得税と住んでいる地域に対して支払う住民税の2種類があります。

このうちの所得税は毎月の給与から大まかに天引きをされており、のちに年末調整で精算が行われます。

一方住民税は前年の実績をもとに税額を算出し、それを12回に分けて納付する仕組みです。

年末調整は“所得税の清算”

年末調整とは申告前に暫定払いした所得税の金額を調整することです。

先ほどもお話ししたように所得税は毎月の給与から大まかに天引きされています。

そのため正確ではなく、基本的に税額に過不足が発生してしまうのです。

この過不足を年末にきれいに精算することが年末調整の目的です。

税額は“課税所得”で決まる

最後に税額が決まる仕組みについてお話しします。

税額は何によって決まるか……。

それは“課税所得”です。

課税所得とは額面給与から様々な控除を差し引いたもので、この控除は人によって様々。

基礎控除は申告がいりませんが、例えば配偶者控除や扶養控除、生命保険控除などは申告がないと会社は分かりません。

この控除をしっかりと申告していれば同じ額面給与だったとしても税金が安くなります。

皆さんも税金の仕組みを把握し、節税を意識してみて下さい!

塾長

今回は年末調整についてお話ししました。
年末調整を行うと払いすぎていた分が返ってくることが多いです。
ただし税額が不足していたら逆に“お金を払う”必要があります。
しっかりと年末調整を行い、正しい額の税金を支払いましょう!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ど~も~、アストピ編集チームの「塾長」です。
エンジニアとして2009年に入社し、気づけば10数年が経過しました。
これまでの人生で得た知識、経験を次の世代に伝えたいと想い、アスパーク塾を設立しました。
なので編集は主にアスパーク塾を担当します。
外勤エンジニアとして持ってたら得する知識、考え方はもちろんこと、
業界問わず使える活きたネタをみなさんにお届けしたいと思います。
漫画が好きなので漫画から学べる考え方なんかも投稿していきたいと考えています。
みなさん、「塾長」にいいね!をお願いします。

目次