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誰だって配属当初は辛い

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ゆ~くん

皆さん、こんにちは!
アスパーク塾ライターのゆ~くんです。

今回は、「誰だって配属当初は辛い」という視点からお話をしていきます。

新しい職場に配属されるとき、誰でも少なからず不安や戸惑いを感じるものです。
「早く戦力にならなきゃ」と思う一方で、何をすればいいのかわからない時間が続くこともあります。
どんなに経験やスキルがあっても、配属当初は辛いもの。
・仕事がなくて手持ち無沙汰
・周囲の忙しさに疎外感を感じる
・慣れない環境に緊張する
・思うように動けず自己嫌悪に陥る
でも、これは「誰もが通る道」です。
最初の一週間が辛くても、二週目からは少しずつ楽になっていきます。
本記事では、「配属初日から軌道に乗るまでの過ごし方」をテーマに、実体験や具体的な対処法を紹介します。
「今、まさに辛い」と感じている人にとって、少しでも気持ちが軽くなるヒントになれば幸いです。

目次

1.配属当初は辛いもの

配属当初は、多くの人が何かしらの困難を感じる時期です。
これは、新人だけでなく、中堅やベテランでも同様であり、環境の変化や新しい人間関係に適応する必要があるためです。

配属当初に感じる主な辛さと心理的影響

  1. 実タスクがない → 充実感がない
    • 業務にすぐ関われず、ただ説明を受けるだけの状態が続くと、「何もできていない」と感じがち。
    • 会社に貢献していないという無力感に陥る。
  2. スタディタスクで退屈する → 眠くなる
    • 実務ではなく、研修や資料を読む時間が多いと単調で集中力が続かない。
    • 知識としては必要だが、実践的な経験が得られず、モチベーションが下がる。
  3. 疎外感を感じる → 充実している人への妬み
    • 周囲は慣れた環境でスムーズに仕事を進めているのに、自分だけが何もできていないと感じる。
    • 「自分も早く馴染みたい」という焦りが生まれ、孤立感が強まることも。
  4. 自己肯定できない → 自分を許せない
    • 「こんな簡単なこともできないのか」と自分を責める。
    • 失敗を極端に恐れ、慎重になりすぎてしまう。

配属初日から軌道に乗るまでの過ごし方

「与えられたタスクが少ない」なら
 → 自主的に学ぶ姿勢を持ち、業務関連の資料を深掘りしてみる。
 → 先輩に質問しながら、仕事の流れを把握する。

「疎外感を感じる」なら
 → ランチや休憩時間に積極的に雑談し、人間関係を築く。
 → 些細なことでも周囲に声をかけ、コミュニケーションの機会を増やす。

「自己肯定感が低下している」なら
 → 小さな目標を設定し、達成するたびに自分を認める。
 → 「最初は誰でもできなくて当然」と考え、焦らず成長を目指す。

配属当初は誰にとっても辛いものですが、その期間をどう過ごすかで、後の成長スピードが変わります。
焦らず、自分なりのペースで適応していきましょう。

2.試されている

配属当初は、まさに「試されている」と考えるべき時期です。
辛さや不安をどう乗り越えるかによって、その人の人間性が問われます。

辛い時こそ本性があらわれる

人間は余裕がある時は冷静でいられますが、環境の変化やストレスに直面すると、感情が表に出やすくなります。
この時こそ、自己管理が重要です。

不満や焦りを表に出すか、それとも冷静に受け止めるか
周囲の人や環境のせいにするか、それとも成長の機会と捉えるか

この選択によって、その後の成長や職場での評価も変わってきます。

「試されている」と考えることで生まれる心の持ち方

  1. 明るく元気に前向きに(成長のチャンス)
    • どんな状況でもポジティブな姿勢を保つことで、周囲の人が安心感を持つ。
    • ネガティブな感情に流されるのではなく、「これも経験」と思うことで精神的に強くなる。
  2. 素直な心で向き合う(謙虚さを忘れない)
    • 変化や困難に対して反発せず、素直に受け入れることが成長の第一歩。
    • 「なぜ今自分はこの環境にいるのか?」を冷静に考え、学びに変える。

松下幸之助の教えに学ぶ

松下幸之助の『道をひらく』にもあるように、逆境は人にとって尊い試練です。
逆境も順境も、その時に与えられたものとして素直に受け止めることが大切。

逆境であれば、耐え抜いた先に強さが身につく。
順境であれば、驕らず感謝の気持ちを持つことで、さらに飛躍できる。

どちらの状況においても、素直さと謙虚さを持ち続けることが重要です。

心に余裕がない時こそ、人間性が試される

誰でも余裕がある時は人に優しくでき、前向きな行動を取れます。
しかし、本当に大事なのは、

余裕がない時でも冷静に行動できるか
辛い状況でも周囲を気遣えるか

配属当初の辛さを「自分が試されている時間」と捉え、前向きに乗り越えることができれば、社会人としても大きく成長できるはずです。

3.私のケースと対処法

配属当初に直面した一番辛いこと

実作業が始まるまで仕様書や設計書を見ておいてと言われる時間が一番辛かった。

  • ただ眺めているだけでは内容が頭に入らず、眠くなる。
  • 目的が明確でないと、どこを重点的に読むべきかわからず、漠然とページをめくるだけになってしまう。

実践した対処法

この状況を少しでも乗り越えるために、以下の方法を試した。

1. 図や文章をノートに写す

  • 手を動かすことで脳が活性化し、ただ読むだけよりも理解が深まる。
  • 重要な箇所や関係性を整理しながらまとめると、知識として定着しやすい。

2. 印刷してボールペンを片手に読む

  • 重要点や不明点に印をつけることで、後で質問しやすくなる。
  • ただ読むだけではなく、「ここが分からない」「ここが大事」と整理しながら進める。

3. 資料を読む目的を確認する(動機付け)

  • 何のためにこの資料を読んでいるのかを明確にすることで、理解度が高まる。
  • 「将来的にこの機能を実装するため」「この知識が業務のどこで役立つのか」を意識するだけでも、読み方が変わる。

4. 優先的・重点的に読む資料を確認する(効率化)

  • すべての資料を最初から最後まで読むのではなく、 「まずはここを押さえるべき」 というポイントを上司や先輩に聞いておく。
  • 無駄なく、必要な情報を優先的に吸収できるようにする。

印刷できない場合の対策

マーカーを引く(デジタルツール上でも可能)
フォントカラーを変えて強調
目が疲れたらダークテーマに変更(長時間の作業でも負担を軽減)

周囲の支えを素直に受け入れる

運よく、隣の席の他社の新人さんが気を遣っていろいろアドバイスしてくれた。

「自分でなんとかしなきゃ」という意地を張らず、アドバイスを真摯に受け止めた。
素直に話を聞くことで、新しい視点を得られた。

結果として、最初は苦痛だった資料読みの時間も、能動的に取り組むことで少しずつ意味のある時間になっていった。

4.一般的な対処法

1. 自分から仕事を作る

「仕事がない=何もしなくていい」ではなく、自ら動いてできることを探す姿勢が重要。

マニュアル作成や雑用を引き受ける

  • 先輩や上司に「何かお手伝いできることはありますか?」と声をかけるだけでも評価が上がる。
  • 仕事の流れを理解するために、自分用の業務マニュアルをまとめるのも有効。

能動的に行動する(ネットで積極的に調べる)

  • わからないことはすぐに人に聞くのではなく、まずはネットや社内資料で調べる。
  • ITツールの使い方や業界の基礎知識など、少しずつ学んでいく。

PCスキルを強化する

  • Office(Excel、Word、PowerPoint)を覚える
    → ショートカットや関数を学ぶだけで、仕事の効率が向上。
  • 業務で使用するツールを習得する
    → 研修資料やマニュアルがあれば目を通しておく。

2. 周囲の状況を把握し、積極的に関わる

周りを観察する

  • 先輩や上司がどんな動きをしているかを見て、「次に自分がすべきこと」 を考える。
  • どんなスキルが求められるのかを把握し、今のうちに準備しておく。

周りと会話する

  • 積極的にコミュニケーションを取ることで、仕事を振られやすくなる。
  • 「わからないことを聞く」だけでなく、「○○の作業、大変そうですね。何かお手伝いできることありますか?」といった声かけも有効。

3. それでも辛いなら相談する

派遣先の上長に相談

  • 仕事がない、やることが分からないと感じたら、「何かできることはありますか?」 と率直に相談する。
  • ただし、「暇です」と伝えるのではなく、「○○の作業を進めているのですが、他に優先的に取り組むべきことがあれば教えてください」と前向きに伝える。

アスパーク担当に相談

  • 環境に適応できない、どうしても辛いと感じる場合は、アスパーク担当に相談し、状況改善を図る。
  • 受け身にならず、「どうすればもっと充実した仕事ができるか?」を考えながら動くことが大切。

4. 新入社員が「仕事がない」と感じた時にできること

  1. 他にもできる仕事があるか周囲に聞いてみる
  2. 指導がなくても自分でできる業務を見つける
  3. 忙しい人に代わって来客・電話応対をする
  4. 書類整理や身の回りの片付けを行う
  5. 業務マニュアルを自分なりにまとめてメモする
  6. 教わった業務内容を整理し、仕事の流れを理解する
  7. パソコンスキルを磨き、作業効率を上げる
  8. 仕事に関連する資格の勉強を進める
  9. 座学研修中はしっかりノートを取る

配属当初は「何をすればいいかわからない」時間が多くなりがち。
そんな時こそ、「自分から動く姿勢」が評価につながり、周囲との関係もスムーズになる。
最初の辛い時期を乗り越えれば、きっと成長できるはず。

5.これだけはNG

1. 何もしない時間を過ごすのはNG

  • 居眠りやぼーっとして時間が過ぎるのを待つ

「自分の単価」を意識することが大切。
→ 企業は新人でもコストを払っている。何もせずに時間を潰すのは、自分の価値を下げる行為。
「今は指示待ちだけど、何かできることはあるか?」と考える習慣をつける。

2. 業務と関係ないことに時間を使うのはNG

  • スマホいじりや無益なネットサーフィン
  • 「少しの時間だけ」と思っても、周りからはサボっているように見える。
  • 仕事がないなら「業務関連の調べ物」や「PCスキルの強化」に時間を使おう。
  • 「罪悪感を感じるなら控える」という意識を持つこと。

3. ネガティブな態度は伝染する

  • ネガティブを伝播させる(イライラ・無気力・悲壮感)
  • 職場の雰囲気は大事。 不満やイライラは周りにも伝染し、チームの士気を下げる。
  • 「どうせ自分なんて」「この職場はダメだ」と思う前に、何ができるか考える。
  • 周りの気持ちを考えて行動することが大切。

4. 自分を大切にしつつ、無防備にならない

  • 「自分を大切にする」
  • ストレスをため込むのはNG。
  • メンタルケアを意識し、無理しすぎないことも重要。
  • 「自分から隙を見せないようにする」
  • 頼られやすい人、評価される人は隙がない。
  • 何もしていない時間を作らず、常に何かしら取り組んでいる姿勢を見せる。

5. 「悪い点を取らない」という意識を持つ

無理に良い評価を取ろうとするより
「これをしたら印象が悪くなる」ことを避けるだけで評価が下がらない。

6. どうしても辛いなら、適切な方法で発散する

愚痴をこぼしたい時は、LINE WORKSで担当に吐き出すのもあり。

  • 「現場では絶対に愚痴らない」ことが鉄則。
  • 「聞いてくれる人に、適切な場で話す」だけで、気持ちは楽になる。
  • 余計なトラブルを避けるためにも、職場ではネガティブな発言を控える。

最近はAIに愚痴を聞いてもらうと言う話をよく耳にします。
周りに愚痴を言うのは気が引けるという方におすすめです!

まとめ

仕事がなくても、何かしら動く姿勢を持つ
職場ではネガティブを伝染させない
良い評価を狙うより、悪い評価を避ける意識を持つ
ストレスは適切な場で発散する

最初の印象は、その後の職場での立ち位置を左右する。
NG行動を避け、少しでも「信頼される人」になれるように意識しよう。

6.さいごに

さいごに

どんなに技術や経験、自信があっても配属当初は誰でも辛いもの。

もちろん、初日から力を発揮するのが理想。
でも、現実はそう簡単ではない。

軌道に乗るまでは……
緊張するかも
退屈するかも
自己嫌悪になるかも
通うのが嫌になるかも

でも、経験上 初めの一週間は辛いけど、二週目からはぐっと楽になる。
最初の「どうすればいいかわからない時間」をどう乗り越えるかがカギ。

ただし、思い詰めすぎるのは逆効果。
「指示が曖昧なのは自分のせいじゃない」
「実タスクを与えられないのは自分の責任じゃない」

くらいのドライなスタンスで乗り切るのも大事。

実際に気楽になれたアドバイス

📌「最初は仕事がないのが普通。焦らなくていいよ。」
📌「最初は慣れることが仕事だから、気負いすぎなくてOK!」
📌「2週間くらい経てば、自然とやることが見えてくるよ。」

大事なのは、「今の自分にできることをやる」こと。
それが小さなことでも、1日1歩ずつ前に進めばOK。

辛いのは「今だけ」。
肩の力を抜いて、できることから始めていこう!

ゆ~くん

配属当初の辛さは、誰にでも訪れるものです。
「このままで大丈夫かな?」と不安になったり、「何もできていない」と焦ったりするのは自然なこと。
でも、大切なのは「最初から完璧を目指さないこと」。
・仕事がない時間もムダじゃない
・少しずつ環境に慣れることが大事
・最初は「いるだけでOK」くらいの気持ちでいい
最初の一週間は確かにしんどいかもしれません。
でも、二週目からは少しずつペースがつかめてきます。
「何もしない」のではなく、「今できること」を見つけて、小さな一歩を積み重ねていけば大丈夫。
辛いときは「これは試練じゃなくただの通過点」くらいに思って、肩の力を抜いていきましょう。
この経験が、きっとあなたの成長につながるはずです。

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この記事を書いた人

初めまして、ゆ~くんと申します。
東京・神奈川・埼玉・千葉でソフトウェア開発をしています。
この度、光栄にもアスパーク塾のコラムを書かせて頂けることになりました!
興味のある分野は、英語・数学・情報・資格・勉強・教育です。
仕事術・思考法・コミュニケーション術はもちろん、上記のテーマでも書ければと思っています。
アラフォーですが、自分を磨くのが大好きで、身も心も瑞々しく生きています。
センスはないですが、エアロビックやダンスも好きです。野球や競馬の結果も常にチェックしています。
若い頃は、本コラムのような事を一切学ぼうとせず、技術にばかり走り、必然的に社会から全く評価されませんでした。
そのあたりの失敗や反省を踏まえながら、面白くて為になるコラムを書いていきたいです。
ライターであると同時に本コラムの大ファンでもあり、他のライターさんのコラムも熱心に読んでいます。
いまだに教わることが多く、現場で本当に役に立ったことも少なくありません。
(若い頃の自分が読んでいたら、どんなに救われたでしょうか。)
最後になりますが、技術社員・業務社員の皆さん、若手・中堅・ベテラン社員の皆さん、本コラムおよびゆ~くんコラムを読まない手はありません!

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