皆さんこんにちは！
アスパーク塾ライターのジョヒルです！
今回も『仕事でつかえる心理学』というテーマで話していきます！
第31回は“会話が続かない(バックトラッキング)”です。
会話をつなげる：バックトラッキング
まず、バックトラッキングとはいったい何なのかを確認していきましょう。
バックトラッキングとは 、 相手の話を聞いている事をアピールをしつつ、自分の聞いた情報が正しいか確認し、次の会話の糸口を相手に提示する事です。
意味を言われると、難しそうに感じますよね。正直なところ実際、難しいです。
ですが、日々の会話の中で少しずつ意識することで身に付きます。これが出来れば聞き上手になれること間違いなしです！
オウム返し
聞き上手になる第一歩として、最初はオウム返しから始めていきましょう。
例えば、
Aさん：「Bさんにこの仕事を任せたんだけど、思ったより時間が掛かった上に、抜けもいくつかあって自分で最後に確認しているのか怪しい。分からないなら聞けばいいのに。まぁ、期限を言わなかった私も悪いけど。」
これに対し、ほぼそのまま内容確認をします。
「時間が掛かっていて自分でも確認していない様子なんだ。期日を指定しなかった自分も悪いと思っているんですね。」
この際、相手となるべく同じ表現を使うようにしましょう。
まとめてから確認
前項の事例より、『 Aさん：「Bさんにこの仕事を任せたんだけど …」』
今度はある程度短くまとめ、相手に思う事や自分に思う事など分けて確認します。
「Aさんが思ったより時間が掛かった上に最終的な自己判断をしていないように感じたんですね。」
「期日を指示したほうが良かったとも思ったんですね。」
例のようになるべく短くまとめ、Aさんに要点を確認します。
まとめてから深掘する
前項の事例より、『 Aさん：「Bさんにこの仕事を任せたんだけど …」』
要点を整理し、短くまとめた後に質問をします。
例えば、
「Aさんが思ったより時間が掛かった上に最終的な自己確認をしていない様子で、自身としては期日を指示したほうが良かったかもしれないと思っているんですね。」
「分からないことがあれば聞けばいいと言っていたのは何か心当たりがあるんですか？」
このように、要点をまとめ、丁寧に質問しましょう。
また、少しでも引っかかる所があれば、質問してみましょう。
会話のつなぎは質問
会話を長引かせるために必要なのは質問です。
相手の言ったことに対して、返事だけで返すのではなく、実際にそのことに対しての質問をし会話を長引かせましょう！
例えば、
Aさん：「昨日久しぶりに映画見たよ。」
「どんな映画見たんですか？」
「久しぶりって、いつぶりですか？」
「どんなジャンルが好きなんですか？」
「今まで見た映画の中で一番好きな種類は何ですか？」等…
少しずつ深掘しましょう！
- 会話の中で、Aさんが早口になったり、話が長くなってきたら、あなたとの会話が楽しくなってきた証拠です。
こうして、相手との会話を楽しんだり、有益な質問をできるようにしましょう。
相手に質問をする時、焦ってしまい質問内容があやふやになってしまったり、質問内容にたどり着くまでに余計なことを話してしまうことは誰にでもあります。
そんなときは、言われたことをオウム返ししたり、質問で返してみてみください。
慣れてくれば上手な会話ができるようになりますよ！
