皆さん、こんにちは!
アスパーク塾ライターの塾長です!
第28回は『かもしれない行動で結果は変わる』というテーマでお話しさせていただきます!
だろう行動はやめよう
皆さんは車やバイクの免許を持っていますか?
これらの教習を受けたことのある人は「かもしれない運転」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
例えば
そこの角から人が出てくるかもしれない…。
青信号に変わったけど子供が渡ってくるかもしれない…。
などといったように、とっさの事態に常に備えておこうというものです。
実はこれは仕事にも当てはまります。
というのも“~かもしれない思考”とは逆の、“~だろう思考”は相手の行動に結果を委ねている相手任せの考え方です。
そこの角から人は出てこないだろう。
青信号に変わったから大丈夫だろう。
そのため、何らかの要因で予想通りに進まなかった場合、対応に遅れが生じてしまいます。
ですが「~かもしれない思考」をするようにすると、自分の行動次第で結果を変えることができるのです。
“だろう”から“かもしれない”へ思考変換
次は「~だろう思考」を「かもしれない思考」に変換した場合はどうなるかの例を挙げていきたいと思います。
- メールを見てくれているだろう ⇒ メールを見てないかもしれない
- 期限に間に合うだろう ⇒ 期限に間に合わないかもしれない
- ○○さんがやってくれるだろう ⇒ ○○さんはやってないかもしれない
- この報告文で伝わるだろう ⇒ この報告文では伝わらないかもしれない
“かもしれない”で行動を変えてみる
先ほど記したような「~かもしれない思考」ができるようになれば、その後の行動も変わっていきます。
- メールを見てないかもしれない
⇒ TELで確認連絡してみる - 期限に間に合わないかもしれない
⇒ 計画を練り直して動く(誰かに相談) - ○○さんはやってないかもしれない
⇒ 確認して、まだしていなければ自分でやる - この報告文では伝わらないかもしれない
⇒ 相手目線で読み直してみる
これらの行動は「~だろう思考」では起こりえません。
「~かもしれない」と考えているからこそ、このように先を見据えて行動できるのです。
結果は行動ありき
これまでに述べたように、「~かもしれない思考」からは行動を変えるきっかけが得られます。
そして正しい行動を行うことができれば、そこには結果がついてくる。
「~だろう」思考をしている人は、今すぐ「~かもしれない思考」に変えてみて下さい!
取り越し苦労になるかもしれませんが、それ以上に得られるメリットは大きいですよ!
「~だろう」と相手任せに考えるのではなく、「~かもしれない」と考えることで、その先に起こりうるトラブルにも柔軟に対応することができます。
もちろん無駄になる事もありますが、取り越し苦労ぐらいがちょうどいいですよ!