皆さんこんにちは!
アスパーク塾ライターのジョヒルです!
今回も『仕事でつかえる心理学』というテーマで話していきます!
第5回はお願い手伝って!を押し通すです。
無理難題はムリないだい!
職場で無理なお願いをされることってありますよね。
他の仕事もあるから期日中に終わりそうにない…。など、自分ではどうしようもない仕事が流れてくることも。
そんな時、「えぇぇぇっ!」って思いません?
自分が部下の時は断る側だったとしても、自分が先輩になった時にはそんなお願いをする方になります。
今回ご紹介するのはそんなときの上手なお願いの仕方です!
お試しから始めましょう
それではお願いの仕方を説明していきます。
今回は大きく三つのポイントをご紹介させていただきます。
まず一つ目ですが、『いきなり全部をお願いせずに少量、簡単なものからお願いする。』です。
お願いされた仕事が数日かかるものだったらためらうかもしれませんが、数分や数時間のものだったら受け入れてしまいそうになりませんか?
全貌を見せないようにすることで、そのぐらいの量なら…。と相手も気軽に了承してしまうのです。
二つ目は、『出てきた成果に対して褒める!期日を守っただけでも褒める!』です。
皆さんも褒められると気持ちがいいですよね?
褒められることは、次の仕事を引き受ける際のモチベーションに繋がります。
そして三つ目ですが『やらない選択肢がない状態で選んでもらう!』です。
仕事をお願いする際に”する”か”しない”の選択肢で提案するのではなく、”A”か”B”のどちらかという選択肢を提案するのです。
こうすることにより相手の頭からは”しない”という選択肢が外れて、”A”と”B”の内から選ぼうとします。
これらの三つのポイントに共通することは、『相手に一度引き受けさせる』という点です。
人は一度引き受けた仕事の流れがあると、断りにくくなります。
全貌を開示して妥協して見せる
先ほど紹介した三つのポイントを押さえて、相手の了承を得た後は次のステップで進めます。
先ほどはお願いの一部を紹介していましたが、了承を得た後に全貌を見せて大変なことをアピールします。
この段階で了承してくれれば、それに越したことはありませんが、ここで断られても構いません。
次に断られたことに対して妥協点を探している様子を相手に見せます。
この時の妥協点はあらかじめ用意しておくようにしておきましょう。
最後にあらかじめ用意しておいた妥協点を相手に提案します。
人は一度断った後、すぐさまもう一度お願いされると断りにくいものです。
これらの三つのステップを踏むことでその心理を利用できます。
このステップを実行する際にはあまり時間を空けないようにしましょう。
時間を空けてしまうと効果が薄れてしまいますよ!
肝心なのは利用されそうな時の対応
実は今回ご紹介した方法は、かなり知れ渡っている方法です。
そのため、あなたの周りにもきっとこのテクニックを使ってくる人がいます。
自分がお願いされる場合には「それだけなら…やります。」と釘を刺しておき、そのうえで「これも…」ときたら恩を売るチャンスです!
無理を受け入れて恩を売ることができれば、こちらからお願いする際に聞いてもらいやすくなりますよ!
今回はお願いを断りづらくするテクニックをご紹介しました!
ただしこの方法は知ってる人が多いものなので、あなたの周りにも使っている人がいるかもしれません。
自分がお願いされた場合には、相手に恩を売るチャンスです!
今回のテクニックを活かして、お願いを聞いてもらいやすくしましょう。