皆さんこんにちは!
アスパーク塾ライターのぴーすです!
今回は読みやすい文章の書き方をお伝えします!
タイトルは「文章力のいろは ~読みやすい文章とは?~」です!
読みやすい文章のコツ
皆さんは今どんな仕事(勉強)をしていますか?
この記事を読まれている方は、皆さん様々なお仕事や勉強をされていると思います。
しかし ”文章を書く機会がない” という人はいないのではないでしょうか?
例えば
- 仕事上のメール
- 報告書
- レポート
- 打ち合わせの議事録
など…。
そこで今回はそう言った文章を書くときに気を付けたほうがいいコツを、例を交えながら紹介させていただきます!
皆さんが少しでも明快な文章を書くための手助けになればと思います!
短く言い切る
短く言い切ることは、読みやすい文章を書くために重要です。
”不用意に長い文章” というものは読み手の負担になってしまいます。
例えば
- あるスーパーは、店内で調理したお総菜の販売をはじめ、健康志向を意識した製品中心の品ぞろえは、従来のスーパーとは一線を画したものであり、若い女性をターゲットとした新路線を打ち出している。
この文章では「~をはじめ」や「~のものであり」と文章を続けてしまう単語が複数入っています。
このような場合は思い切って言い切りましょう。
- あるスーパーは、店内で調理したお総菜の販売をはじめた。
健康志向を意識した製品中心の品ぞろえは、従来のスーパーとは一線を画している。
若い女性をターゲットとした新路線を打ち出している。
このように文章を短くすることによって読み手の負担を減らすことができます。
文の前後半をかみ合わせる①
日本語は少し形が変わるだけで、意味合いが大きく変化する言語です。
まずは文の前半・後半でミスマッチが無いようにしましょう。
確認の仕方としては、文の間を抜かして最初と最後だけを読み、意味がつながっているか確認しましょう。
例えば
- 社長の言い分は、アルバイトの人が勝手にやったと責任逃れをして、自分たちを守ろうとしていた。
という文章があったとします。
この文章の黄色いマーカー部分だけを続けて読んでみると
「社長の言い分は、責任逃れをした。」
となってしまいます。
このままだと、 ”社長の言い分” が ”責任逃れ” という行動を起こしたと解釈されてしまうでしょう。
責任逃れをしたのは、あくまでも社長なので
- 社長は、アルバイトの人が勝手にやったと責任逃れをして、自分たちを守ろうとしていた。
という形にすれば、正しい意味が伝わります。
主語が異なるだけで文章の意味は大きく変わってしまうので、文章を作成する際には主語と述語の関係性を今一度見直しましょう!
文の前後半をかみ合わせる②
文章の意味を正しく伝えるためには能動・受動の関係を的確に書き分ける必要があります。
例えば
- この報道は明らかに、加害者だと疑われた人の人権が損なわれている。
という文章があったとし、先ほどと同様に文章を短くしてみると
「報道は損なわれている」
となります。
ちなみに損なうの意味は
- 損なう
-
物をこわして、だめにすること。傷つけること。
このように定義されているため、このままでは ”報道” が何かしらのものに ”損なわれている(だめにされている)” という受動の関係が出来上がっています。
しかし、この場合報道は損なわれているのではなく、報道は何かを損なっているという能動の関係が意味として正しいでしょう。
そのため
- この報道は明らかに、加害者だと疑われた人の人権を損なっている。
という文に訂正する必要があります。
このように、受動か能動かを理解して書かなければ、正しい意味が伝わらなくなってしまうので気を付けましょう!
まとめ
今回は ”短く言い切る” ”文の前後半をかみ合わせる” という二つのコツをお伝えしました。
日本語は多くの場合、述語(結論)が文末に来るため、長い文章を読むのは疲れてしまいます。
なので、「正しい文脈で、短い言い切り」を守った文章を書くように心がけましょう。
今後も定期的に「文章の書き方」に関するトピックスを提供していきますので、今後の仕事へ活かしていただければ幸いです!
言葉は少し順番が変わったり、形が変わったりするだけで意味が大きく変わってしまうものです!
言葉の意味が分からない場合は調べて、その単語に合った形に変換することのほかに、接続詞にも注意しましょう。
今回お伝えし2つのコツをぜひ活かしてください!