皆さんこんにちは!
アスパーク塾ライターのジョヒルです!
今回も『仕事でつかえる心理学』というテーマで話していきます!
第49回は“記憶に残す方法(ツァイガルニク効果)”です。
ツァイガルニク効果とは
◆やり遂げたことよりも、途中になっていることの方が頭に残りやすい。
目標に向けて努力している時は集中力が増し、中断しても印象に残って興味を引いてしまう効果です。
“続きはCMの後で” “続きはWEBで”など、突如中断されると気になって仕方ないですよね。
ツァイガルニク効果の実験
過去に行われた実験で、このようなものがあります。
グループ1.作業をA→B→Cの順でAを完了させ次のBを手掛ける。
グループ2.手掛けている作業を中断し、他の作業に手を付けたりしながらABCそれぞれ進めていく。(同時進行)
◆この実験で、作業の内容を詳細な事まで覚えていたのはグループ2でした
ツァイガルニク効果の使い方1
◆仕事で活用
検討内容、作業内容、など細かい仕事や複雑な仕事は一旦止めてリフレッシュをしましょう。
(他の作業に着手・小休憩・帰宅)
他の事を考えていても頭の中には残っているので、思いもしないタイミングでミスに気づいたり、いいアイディアが出てきたりします。
ツァイガルニク効果の使い方2
◆勉強で活用
- ここまでは覚える!
- ここまではやる!
- ここまで読む!
これらを決めないことを意識していきましょう。
難解でわからないままの方が通勤の車や電車内で突然思いつくこともあります。
他の勉強も同時進行でやってみる。
趣味など好きなことでもいいです。ジャンルの違うものを勉強の合間に挟みましょう。
仕事や勉強を一つ一つ終わらせていくのではなく、少しづつ同時進行で行うことで、ツァイガルニク効果を活用することができます。
今している作業や勉強に取り入れて、ツァイガルニク効果を使いこなしましょう!