皆さんこんにちは!
アスパーク塾ライターのジョヒルです!
今回も『仕事でつかえる心理学』というテーマで話していきます!
第45回は“質問の仕方(プラシーボ)”です。
プラシーボ効果とは
皆さんはプラシーボ効果という言葉を知っていますか?
プラシーボ効果とは「思い込みの効果」のことです。
こんな有名な話があります。
どんな薬を使っても改善しない病気の方に
「この新薬は、これまでの薬で効かなかった方も症状が改善し喜ばれています。」
とビタミン剤を渡します。
すると、その患者さんは“これで楽になれる”と信じ、症状が改善した。というものです。
実際に科学的な証明はされていませんが、思い込みの力で免疫力が高まったのではないかと言われています。
プラシーボ効果の存在
前項のような実験は多く行われており、実際に約30%~40%の方に効果があるという結果が確認されました。
どうしてプラシーボ効果が現れるのかはまだ解明されていませんが、新薬の効果検証など、様々なところでプラシーボ効果が考慮されています。
つまり少なからず“効果は実際ある!”ということなのです。
プラシーボ効果・仕事での活用1
プラシーボ効果を自分に活用してみましょう
プラシーボ効果には自己暗示つまり思い込みが必要です。
仕事場で尊敬できる人にアドバイスを貰い
→よし、自分でもやってみよう。うまくいく、きっとできる。
と自己暗示したり
評価の高い人を見て
→あの人もやれたんだ、自分にもやれる。
と自分にできると信じ込ませましょう。
プラシーボ効果・仕事での活用2
次は相手にプラシーボ効果を使ってみましょう。
相手に活用する場合は、
君に協力してほしいことがあるんだ。これは君にしか頼めない。
重要な資料になるんだが、君だから任せられる。
といったように、自分にしかできないことなんだと思わせることで、相手は期待されている・評価されていると感じます。
相手に自己暗示させるように誘導して、うまく活用しましょう。
思い込みや、少しの心遣いで使えるプラシーボ効果をぜひお試しください。
プラシーボ効果はプラスにだけ働く訳ではなく、マイナスに働くこともあります。
なので、自分はもちろん、相手にもマイナスなプラシーボ効果を起こしてしまわないよう、気をつけていきましょう!