皆さんこんにちは!
アスパーク塾ライターのジョヒルです!
今回も『仕事でつかえる心理学』というテーマで話していきます!
第20回は“ネットをつなげて心も繋げよう(言葉以外の大切さ)”です。
コミュニケーションの種類
コミュニケーションには「言語的」なものと「非言語的」なものがあります。
まず言語的コミュニケーションについてですが、これは言葉によって伝えられるコミュニケーションのことです。
メールやFAX、伝言メモなどがこれにあたり、文字だけで伝えることができるため、非対面コミュニケーションとも呼ばれます。
文字だけで残せることはメリットになりますが、文字媒体は受け取る側によって意味の捉え方が変わってしまう場合があるため注意が必要です。
非対面コミュニケーションの問題点
非対面コミュニケーションはコンピュータコミュニケーションとも言います。
対面・非対面コミュニケーションの心理学実験を行ったところ、非対面の方が私的自己意識(自分本来の性格)が高く、公的自己意識(他人に見られていることを意識する社会的自分)は低いという結果になりました。
これは昨今のSNSトラブルの大きな原因の一つです。
コミュニケーションの種類
次は非言語的コミュニケーションについてです。
非言語的コミュニケーションとは表情や身振り手振り、ジェスチャー、話し方(声の調子)などの言葉以外でのコミュニケーションを指します。
こちらは主に対面で行われるコミュニケーションの場合が多いです。
例えば明るい表情で、身振り手振りを大きく、高めの大きな声で話している場合の人を見れば皆さんはどのような印象を受けますか?
おそらく「楽しそうだな」という印象を受けることでしょう。
このように対面コミュニケーションでは言葉で補えない意味合いを伝えることができます。
非言語的コミュニケーションの種類
非言語的コミュニケーションの種類は大きく分けて5つあります。
1つ目は『動作行動』です。
例えばジェスチャーや身振り手振り、表情、目の動きや目線の向き、姿勢などがこれにあたります。
相手に触れずに行う行動が動作行動です。
2つ目は『接触行動』です。
例えば握手や抱擁、なでたり肩を叩いたりなど、相手に触れるコミュニケーションがこれにあたります。
3つ目は『準言語』です。
例えば話し方や方言、話すスピード、声質、あくびやため息、相槌、沈黙、咳払いなどがこれにあたります。
4つ目は『身体的特徴』です。
例えば体格や容姿、服装、髪型、体臭、口臭など、見た目等により相手に与える印象がこれにあたります。
なお今回紹介した非言語的コミュニケーションはリモート会議などでも利用できるので日頃から心掛けましょう。
今回ご紹介したように、コミュニケーションの種類は様々です。
思いもよらない部分で相手に与える印象は違ってきます。
オンライン上でも気を付けるべき、コミュニケーションのポイントもあるので、今回のお話をぜひ参考にしてみて下さい!