皆さんこんにちは!
アスパーク塾ライターのジョヒルです!
今回も『仕事でつかえる心理学』というテーマで話していきます!
第18回は“海より深く反省しています(内省と外省)”です。
内省と外省
自分の行動や、成果に対して振り返りを行う方法には2種類あります。
それは「内省」と「外省」です。
振り返る方法としてよく言われている「反省」は内省とよく似ています。
ではその違いとは何でしょうか?
外省とは何でしょうか?
これらを理解し、日々の仕事に活かしてレベルアップしましょう。
1.内省
反省との違いは、反省するだけで終わらず、次の行動を決めて前向きに行動することを意味します。
自分の価値観や経験をもとに、今の状況と今までの行動を見つめ直して、目的を達成する行動を決めるともいえるでしょう。
しかし、これは自分のその時の感情にも非常に左右されやすいとされています。
そのため認知バイアスにつながることも…。
認知バイアスとは
物事の判断が、直感やこれまでの経験にもとづく先入観によって非合理的になる心理現象のことを指す。
https://heisei-ikai.or.jp/column/cognitive-bias/
内省を上手く使い、反省を次につなげましょう。
2.外省
外省とは、外側から客観的に自分を見直すことを指します。
自分だけでは気づかないこと、見逃していること、新たな発想を見つけることとも言えるでしょう。
内省と異なる点は、他社の力を借りるという点です。
1on1でのミーティングや、コーチングなど、第三者の力を借りて客観的に見てもらいましょう。
内省を行う前に注意すべきこと
内省を行う際には、次の事項に注意して行うようにしましょう。
- いつも同じ反省になっていないでしょうか?
- いつも同じ解決策になってはいませんでしょうか?
- 目的(達成すべきこと)を明確にしてありますか?
反省で終わってしまうと前には進めません。
次につなげるためには内省を行う事が非常に大切です。
しかし、内省はあくまで自分一人でするもの。
そのため、自分で自分を追い込むことになりかねません。
そうならないためにも、前向きに考えましょう。
内省を行う順番
さいごに内省を行う順番についてです。
どう考えたではなく、どんな行動(どんなこと)をしてきたかを振り返ります。
ポイント・ポイントでその時どう考えたか、何を基準にしていたか、どんな助言(採用しなかったものも含め)があったかなどを分析します。
1、2で考えたことから、今後のプランを作成します。
外省を行い、内省で補えなかった部分をカバーします。
以上が内省と外省を用いた、成果に対しての振り返り方法です。
これらを正しく扱い、自身の成長につなげましょう!
今回は内省と外省を用いた振り返りの方法をご紹介しました。
これらは上手く使えれば、得られる効果はとても大きいです。
ぜひこれらを活用し、日常生活活かしてみて下さい!