皆さんこんにちは!
アスパーク塾ライターのジョヒルです!
今回も『仕事でつかえる心理学』というテーマで話していきます!
第17回は“ソーシャルサポート(ストレス対処に有効)”です。
ソーシャルサポート
ソーシャルサポートとは社会生活の中で、周囲からサポートを受けたり、その逆に自分が周囲に与えたりすることです。
サポート自体は物質的なものからや、心理的なものまで、様々な種類があります。
これはストレス対処にも非常に有効です。
職場や家庭でソーシャルサポートを受けることはストレス軽減になり、心身症の予防にも繋がります。
このソーシャルサポートは大きく分けて4種類あり、今回はその内容について解説いたします。
1.情緒的サポート
まず一つ目は『情緒的サポート』です。
これは問題を抱えている人に対し、共感的・受容的に接してサポートすることを指します。
例えば傾聴したり、慰めたり、相槌を打ったりなど、上司・先輩・同僚や、家族・友人など、多くの人から受けることが可能です。
家族の場合は愛情、友人の場合は友情を示すことも有効です。
2.道具的サポート
二つ目は『道具的サポート』です。
これは問題に対して、形のあるものやサービスの提供(協力)をし、解決に向け直接的にサポートすることを指します。
仕事上の作業などの協力、または作業効率を上げるための支援、金銭的支援などがこれにあたります。
主に職場の上司・先輩・同僚から受けることができるサポートです。
3. 情報的サポート
三つ目は「情報的サポート」です。
これは問題解決に必要なアドバイスや情報の提供をすること、問題解決にふさわしい部署や担当者を紹介することを指します。
問題に対しての助言や、知識の提供、研修・勉強会の紹介および開催、必要な情報を持った人を紹介するなどが挙げられます。
基本的に職場の上司・先輩・同僚から受けることができるサポートですが、家族や友人の場合もあるでしょう。
4. 評価的サポート
最後、四つ目は「評価的サポート」です。
これは成果に対して肯定的な評価をするサポートを指します。
職場の上司・先輩・同僚から成果に対しての評価やフィードバック、ほめる、昇進、人事考課などが挙げられます。
また、家族からかけられる「お疲れさま」の一言などもいいサポートです。\
今回は四つのソーシャルサポートについて紹介しました。
これらのサポートは一人の人から受けると、サポートをしてくれる相手が疲れてしまいます。
誰からどのサポートを受けるか決め、自分もサポートするように心がけましょう。