皆さん、こんにちは!
アスパーク塾ライターの塾長です!
第50回は『使いがち!?曖昧な表現は失敗の元』というテーマでお話しさせていただきます!
日本人の習性!?
ついつい使ってしまう“曖昧な表現”。
仕事に限らず、日常生活でも使いがち…。
皆さんは曖昧な表現で失敗した経験はありませんか?
ハッキリ言わないことが美徳とされるのが日本人ですが、“曖昧な表現”は失敗リスクが潜んでいることを知りましょう。
今回は“曖昧な表現”が生む弊害をお伝えします。
感覚は人それぞれ違う
まずは「自分と相手が同じ感覚とは限らない」ということを認識しましょう。
感覚のズレは失敗に繋がる重大な要素です。
例えば「すぐにこの作業に取り掛かってほしい。」と相手に伝えた際、この“すぐに”の捉え方は人によって変わります。
“すぐに”が自分にとっては“5分”ほどだったとしても、相手にとっては“1時間”であったりと受け取り手次第に…。
人は自分に有利な方に物事を捉えがちです。
具体的な表現を使うことでギャップはなくなります。
結果失敗リスクを減らすことができるのです。
数字と固有名詞を意識する
相手との認識差を無くすには、相手が自分と“同じ認識”が持てる表現を使うことが重要です。
例えば
- 資料をすぐに準備します。 ⇒ 資料を12時までに準備します。
- 数十万円の費用がかかります。 ⇒ 15~20万円の費用がかかります。
- 最寄駅からすぐに到着します。 ⇒ JR大阪駅から10分で到着します。
これらのように、あいまいな表現を使わずに明確な時間を使えば認識に差が生まれることはありません。
仕事メールも脱曖昧な表現
前回にも一度お話ししましたが、メールは仕事に欠かせないコミュニケーションツールです。
曖昧な言葉を使ってしまうと、失敗に繋がりやすい上に無駄なやり取りが増えてしまいます。
これは自分と相手の時間を浪費している事と同義です。
“曖昧な内容”のメールは相手を困らせるだけ!
メールこそ具体的な表現(数字、固有名詞)を使いこなしましょう!
曖昧な表現は便利なためすぐに使ってしまいがちですが、仕事の場面ではあまり使わないことをお勧めします。
“すぐに”や“しばらく”とは言わず、“○○時”と明確な時間を伝えるようにしましょう。
そうすることで相手との間に認識の差が生まれず、失敗のリスクを減らすことができますよ!