こんにちは!
アスパーク塾ライターのカザンです!
今回は『まずは自覚せよ』というタイトルで話していきます!
無知の知
『無知の知』は古代ギリシャの哲学者であるソクラテスの言葉です。
私は中学生の時、この言葉を知ってとても衝撃を受けました。
なぜなら、この短い言葉の中に底知れない宇宙が広がっているからです。
以来、この言葉は私の人生に影響を与え続けています。
今回はその言葉の中に「良き社会人」にも通ずるところがあるのでご紹介します。
罪
ソクラテスは、「知らない事を知らない」ことは一番の罪であると言っています。
この状態の時、人間は傲慢になり、他社を顧みません。
一方、「知らないことを知った」、すなわち知らないことがあると気づいたとき、人は安易な自己満足に走らず、自分と向き合い、真の知を求めます。
それはいかに良く生きるかと同義です。
実ほど頭を垂れる稲穂かな
自分は「知らないことがまだまだある」と、自分に言い聞かせると謙虚になり、本質が何なのか見えてくる気がします。
というのも「無知の無知」の状態は、自分は何でも知っていると思いこんでいます。
そのため何か失敗や問題が起こった際には「他責」にしてしまい、自分ではなく悪いのは他人や環境という風に考え、思考がそこで止まってしまうのです。
しかし「無知の知」の状態、つまり自分は何も知らないと思っていると、問題が起きたとしても「自責」で考えるようになります。
なので思考回路が動き、その問題に対してどうするか考え始め、それが成長に繋がります。
SDG`s
「無知の知」は、SDG`sにも通ずることがあると私は考えています。
ご自身の仕事の中で、「自分たちさえよければ…。」といった、循環から外れた業務はありませんか?
SDG`sも世界全体で問題を解決しようと、設定されたものです。
この「無知の知」をこころに根差し、良い年の取り方をしていきたいですね。
知らないことがあると思えば問題が起きた場合にも「自責」で考えることができます。
そしてどのようにすればいいのか考え、行動に移すことが成長への近道です。
皆さんもぜひソクラテスの言葉をこころに根差して、仕事に取り組んでみて下さい!