皆さんこんにちは!
アスパーク塾ライターのジョヒルです!
今回も『仕事でつかえる心理学』というテーマで話していきます!
第14回は“コミュニケーションで未知との出会い(ジョハリの窓 意外と知らない奥深さ)”です。
超有名!ジョハリの窓とは
自分の認識している性格と、相手から見た自分の性格がズレていることはないですか?
そのズレは自分の可能性を広げるきっかけにできます。
そこで参考になるのが“ジョハリの窓”です。
これは下記の4つで構成されています。
- 開かれた窓
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自分も相手も知っている自分
- 閉ざされた窓
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自分は知っているが、相手は知らない自分
- 盲目の窓
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自分は気付いていないが、相手は知っている自分
- 未知の窓
-
自分も相手も知らない自分
今回は各セミナーなどで用いられるこの“ジョハリの窓”をより深くまで解説します。
1.閉ざされた窓を開けよう
人は自分のことは隠し、一方相手のことは理解しようとします。
それは相手も同じで、そのままではお互いに自分のことを隠そうとするため、相手との距離は近づきません。
まずは自分でさらけ出すことができる閉ざされた窓を開放しましょう。
そして閉ざされた窓の領域を、開かれた窓の領域に広げます。
2.盲目の窓を開けてもらおう
閉ざされた窓を開け、「実は自分は…」と自己開示すると、返報性の原理により相手も秘密にしていたことを教えてくれます。
返報性の原理とは、してもらったことに対して自分もお返しをしたいと思う心理のことです。
そしてお互いの開示が進むと、盲目の窓を開けてくれます。
つまり自己開示をすることによって、自分は知らないけど相手は知っている自分のことを教えてくれるのです。
3.未知の窓が開かれた領域へ
盲目の窓の領域を教えてもらったことにより、閉ざされた窓、盲目の窓の領域が開かれた窓の領域になっていきます。
その結果、なんと未知の自分も開かれた窓の領域に出てくるのです。
つまりただの自己開示が“自分の可能性を広げる”きっかけになる。
また、ここまでくると相手との距離感も大幅に縮めることができます。
ジョハリの窓の奥深さ
今回のお話をまとめると
- 自己開示し、返報性を使って相手に自己開示を促す。
- お互いの盲目の窓を開ける。
- お互いの未知の領域を開かれた領域にする。
という流れです。
つまり盲目の窓のところで解説した返報性の原理により、自分の開かれた窓が広がると同時に、相手の開かれた窓も広がっているということ。
これこそまさに“心の友”でしょう。
ジョハリの窓をうまく活用すれば、自身の知らない面を教えてもらえるうえに相手との親密な関係性を築くことができますよ!
今回はジョハリの窓について解説しました。
情報開示をする際は自身から行う事で、より親密な関係になれると同時に、自分の知らなかった未知の自分を知るきっかけにもなります。
積極的にコミュニケーションをとっていきましょう!